NAロードスターとZRXと御朱印が好き!趣味と日常の記録。      NemoyoのNEMO帳

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大型二輪免許一発試験、受験!③前置き

ここからは実際に私が大型二輪免許を一発試験で取得した記録です。


私のように、大型二輪免許を取得するのに二の足を踏んでいる方、特に一発試験でいくか、それとも教習所にいくか悩んでいる人の
一助になればうれしく思います。


最初に私のスペックを少々
 昭和39年生まれ 53歳
 身長174センチメートル 体重78キロ
 高校3年に中型自動二輪免許(普通二輪)取得
 25歳くらいまでは250や400のオートバイを数台乗る。
 長いブランクの後、52歳でリターンライダーしました。
まぁ、世に多くいるメタボな50オヤジです。


回数はかかりましたが、こんな私でも千葉県幕張免許センターでの一発試験で大型二輪免許が取れたのです。
私も読み漁りましたが、ネットには少ない回数での合格ブログは多々ありますが、多くの回数をかけて取得したというものがあまりありません。
そこで、受験回数が多く恥ずかしいですが、
あえてカミングアウトして、世のオヤジたちの行動意識アップの足しになればと思います。


一発試験に適した人とは?


①免許取得までの時間に制限が無い人
 一発試験は何回で受かるかわかりません。
 私のように受験回数が多ければ取得までの時間がかかります。
②月曜日、水曜日、金曜日のいずれかが休みの人、休める人
 千葉県(幕張)の試験は予約制で月曜日、水曜日、金曜日の午前と午後で受験者数定員が有ります。
 (各日とも祝日の場合は試験無しです)
 ベストは私のように月曜日、水曜日、金曜日のいずれかが定休の人、もしくは有休が取り易い職場環境の人。
③免許センターまで容易に行ける人
 午前の試験受付は8時30分から9時までに午後の試験受付は13時から13時30分までに幕張免許センター2輪棟で済ませなければなりません。
午前と午後では受験予約枠が違い(たぶん午後は少ない)午後は予約が取り辛いと思われます。
時には試験開始後5分で検定中止なんてこともあります。
幕張まで何時間もかけて行って5分で終了なんてことが続けば心も折れてしまうと思います。
私は幸いにして幕張免許センターまで車で1時間くらいでしたのでそんなに苦ではありませんでした。落ちた時はほとんど昼前には自宅に帰っていたので、せっかくの休みが全て無駄になるのではなく、午後からは好きなことができました。


以上の3つがクリアできた人は是非一発試験にチャレンジしてみてください。
逆に上記3つに当てはまらない人、特に②が厳しい方は教習所に行かれた方がいいのではないかと思います。
受験されている方で、有給を取って来ているので月に1回くらいしか受験できないって方もいました。
月に1回だと5回受験するのにも5ヶ月、もし12回かかれば1年かかってしまいます。さすがに1年はちょっと...。
当たり前ですが、個人的には試験と試験の間はできる限り短い方が受かる確立も上がると思います。



一念発起!大型二輪免許一発試験、受験!④事前審査
に続きます。

大型二輪免許一発試験、受験!②決心

何気にネットで大型二輪免許の一発受験のブログを見る
機会がありました。
下の図をみてください。
意外にも免許センターでの一発試験の合格までの平均回数が
少ないこと。

概ね合格率20%前後で、回数にして5回前後。
はっきり言って、これ少なくね?と思いました。
私たちの世代の大型二輪免許(限定解除)のイメージは絶対に
受からない免許。
10回、20回は当たり前的な試験でした。
だから限定解除をする人が少ない。
それで排気量区分のない諸外国(特にアメリカ)から
自国のオートバイが売れないのは日本の免許制度のせいと
突き上げをくらい、免許証改定となり教習所で
大型二輪免許が取れるようになったと思ってました。


お金がない私が、必要のない免許取得に10万以上も
かけれるか!と言うのが本音ですが、
しかし5回(4500円×5回)くらいなら
おこずかいで行けるんじゃねと思うようになりました。
しかし色々調べていくうちにわかってきました。


まず本当に一発試験を自力で受ける人は少ないと言う事。
千葉(幕張)に限ってかもしれませんが。
実際経験した私の考えでは、本当に自力の人はよほどの人でなければ
5回での合格は無理です。
まれにはいるかもしれませんが、そういう人は余程の努力家か
運のいい人だと思います。



なぜ一発試験が難しいのか?


大型自動二輪の一発試験とは、
大型自動二輪の運転技術を試す実技試験のことを指して
こう言われています。
試験前までに必要な
 ①服装や装備(ヘルメット、グローブ等)
 ②検定コース(検定コースは当日発表される)
 ③運転実技
 ④交通法規
が全て出来ている事が前提となっています。
ですから、大型自動二輪実技試験は予備知識なしに受験しても
合格はあり得ないと思います。


採点方式は、100点からの減点方式で、
70点以上で合格となります。
減点は、対象行為によって、5点・10点・20点、検定中止の
4つに分けられています。
実技試験は合格させることを前提としていません。
(ここが一番教習所とは違うところだと思います)
乗車姿勢から、走行時のふらつき、運転・停止時の安全確認など、
減点されるあらゆる項目から判断されます。
課題走行の直線狭路台コース(一本橋)、スラローム、波状路、
急制動、
法規走行の、坂道発進、一時停止位置、発進時確認、踏切り、
これらの課題走行や法規走行で多くの人が落とされます。
慣れないバイクでの課題走行は緊張もあり、大抵失敗に終わります。
課題走行の一本橋での脱輪など落ちた理由が明確ならわかりますが
受験者との終了後の雑談で聞いたりしたのですが
「ニーグリップが甘い!」とか「正しい運転姿勢が取れていない!」
とかで減点され落ちた人もいました。


試験場に行くと、
何の根拠か分からないのですが、一発試験は平均5、6回の受検で、
だいたい合格すると言った誤解が飛び交っているのですが、
(たぶん上記表のせい?)
5、6回などという保証はハッキリ言ってどこにもありません。
現に私がそうでした(汗)
平均点が70点の試験で誰もが70点を取れる根拠がないのと
同じことです。



自力の人とそうでない人の違い


自力の人とは独学で勉強し受験する人のこと。
そうでない人とは、非公認の教習所で練習した人(千葉にはない?)や
『二輪車安全運転講習』を受けて受験した人のことです。
ここで出てきた『二輪車安全運転講習』とはなんぞやと
思った方は素晴らしい。
千葉県には一発免許取得者にとてもやさしい、いい制度があるのです。
(他府県は知りません)
http://www.chiba-ankyo.or.jp/news/news_60.htm

平成29年度二輪車安全運転講習の実施について
大型及び普通二輪免許を取得しようとする方の、安全運転知識と運転技能を向上させることを目的とした実技の講習を、平成29年度は次のとおり千葉県警察本部交通部千葉運転免許センターで実施します。
 法規履行走行・バランス・ブレーキングを重点的にした内容ですので、安全運転を体得するためぜひ受講されることをお勧めします。


ようは大型二輪免許や普通二輪免許を取得するための実技の講習を
試験のコースで試験車両を使って受けられるというものです。
つまり一発試験の平均合格回数5回前後とはこの講習を受けた人を
含んだ数なのでした。
私が試験場(幕張)に通っていた時には、受験者の大多数の人が
この講習を受講していました。


受講料は18,000円(千葉県安全協会会員は16,000円)

千葉県安全協会会費が1,500円ですので受講予定で
免許更新がある方は絶対に千葉県安全協会に加入してください。
500円お得です。


そしてこの講習を受けた方は3~4回の受験で合格するそうです。
事実、私が受験中には講習後1回目の受験で合格した人は
2名いらっしゃいました。


そしてとらぬ狸の皮算用ではありませんが
講習代16,000円
試験代5回(目標)
4,500円×5回=22,500円
合わせて38,400円の費用と月に2回の受験で3ヶ月の期間で
行けるだろうと
ついに『大型二輪免許、一発受験にて取得!』を決心しました。


今思うと大甘な考えだと顔が真っ赤になります。


一念発起!大型二輪免許一発試験、受験!③前置き
に続く。

大型二輪免許一発試験、受験!①プロローグ

私は、10代の時に中型自動二輪免許(普通二輪免許)を取得
しました。
10代から20代前半は世の中がオートバイブーム真っ只中であり、
漫画のバリバリ伝説や鈴鹿4耐、峠をローリングする事が大流行して
いました。
私もそれほどではないのですが、例に漏れずオートバイにはまって
いました。
その後、多くの方がそうであったように、就職して自動車がメインに
なってくると少しずつオートバイに乗る機会が減ってきました。


オートバイは所有していた期間は長くあったのですが、
長く乗らず置きっ放しで不動になり、動くように復活させて
少し乗ってはまた置きっ放しで不動を繰り返してました。
そして結婚を機に全て処分してしまいました。


仕事は自動車関係の営業職だったのですが、
時間的余裕はできたがストレス全開の管理職(店長)になった
30代後半に再びストレス発散のため維持費がかからない
250カタナ(画像と一緒の色)を手に入れ乗っていました。

しかしその後、店長職という環境にも慣れた事と
新たに風を感じる事ができ、オートバイに乗る感覚に近い
オープンカー、ユーノスロードスター(下の画像)を
手に入れてしまい、またオートバイに乗らなくなってしまいました。
やはりクルマは寒くないし、雨もへっちゃらですから...。

そしてまたの転機がやって来ました。店長から部長に昇格。
これにより再びストレス全開の日々。


そんな時、同僚のつてで20年弱納屋で眠っていたエストレヤを
譲ってもらいました。
すごく埃をかぶっていたけど磨くと綺麗でしたし、最低限の部品交換で
取り敢えず走るようになりました。


これに乗り日々ストレスを発散していました。
同僚とツーリングにも行きました。同僚のほとんどは大型に
乗っていました。

同僚からは大型二輪免許取ろうよと言われましたが
維持費の事もあるし別段、大型に乗りたいとも思いませんでした。
しかし単気筒のエストレヤ君は遅いしエンジンも回りません。
で、考えたのがエンジンが良く回る4気筒マルチエンジンの
オートバイに乗る事。
ここでやはり頭に浮かんだのは250カタナ。
オークションチェックの毎日。
お金はあまりないので出来るだけ低予算。見つかったのはこれです。

なんとネイキッド仕様。そのため破格の安さでした。
これを持っていて不動となっていたカタナとニコイチにして
動く1台のカタナにしました。

もう一生これに乗ろうとWディスク化したり、色々モディファイを
楽しみながら乗っていました。


しかし思わぬ転機で、必要がないと思っていた大型二輪免許取得に
向かっていくのでした。


一念発起!大型二輪免許一発試験、受験!②決心
に続きます。