NAロードスターとZRXと御朱印が好き!趣味と日常の記録。      NemoyoのNEMO帳

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大型二輪免許一発試験、受験!⑥試験その1

試験1回目(9月25日)
いよいよやって来ました。試験本番です。
試験には1コースと2コースがあり
講習会で使用した1コースは完璧に頭に入ってましたので
試験が1コースである事を願いながら、幕張免許センターまで
クルマを走らせました。
一応2コースが来ても大丈夫なように、youtubeにあった
試験2コースのアニメ動画を見て頭には入れて来ました。


受付開始は8時30分からで、それまでに印紙4,500円分を
購入して予約時にもらった申請用紙に貼り付けて受付します。

初めての受験の時は視力検査を実施します。
そしてその1回目の申請用紙に視力検査の結果が記入されます。
2回目以降の受験の際は、1回目の申請用紙を一緒に出すことで
視力検査が免除されます。
また2回目以降の試験予約の際は1回目の申請用紙を求められます。
実は1回目の申請用紙の裏側に8マス×2段、計16マスの枠の
ゴム印が押されます。
そこに試験予約時に受付の方が鉛筆で予約日をマスの中に
記入して行きます。
試験者側は16回までには受かるだろうという事でしょうか。
しかしそれは違いました。
17回目以降、即ち2個目の枠のゴム印を押してある受験者の方も
いらっしゃいました。この方は講習等全く受けない
完全自力受験でした。


画像のように『不合格』となると申請用紙は戻ってきます。
ですから落ちた分だけ申請用紙が貯まっていきます。
1回目と合格した回の申請用紙は合格すると戻って来ませんので
受験回数ー2枚=手元に残った申請用紙になります。
1回目の申請用紙はありませんので画像の用紙は
2回目受験時の申請用紙です。


当日の試験コースは7時45分頃に下の画像のように
受付の前に掲示されます。

試験予約は予約日当日の17時まで電話で変更が可能でので、
最悪2コースだったら試験を受けずに帰ってしまう作戦も
考えていました。
でも試験コースは画像のように1コースでしたので
受付を済ませゼッケンをもらって受験者待合室に行きます。

黒いゼッケンが大型2輪受験者で
赤いゼッケンが普通2輪受験者です。
画像のゼッケンは1回目の時のではありません。
この日は大型10名の受験で、私はゼッケン410番で
一番最後の10番目でした。


待合室の壁にはそれぞれの試験コース図があります。

受付から試験開始説明までの時間に、
コースを歩いて回る人やコース図をにらめっこする人など、
人それぞれの待ち方で試験開始を待ちます。


そしていよいよ試験開始です。


大型二輪受験者、ゼッケン401の人からスタートです。
実は本音を言うと、もしかしたらこの1回目の試験で合格するんじゃないかなと
いう気持ちも3割くらいありました。
しかし現実はそんなに甘くはありません。


結果は狭路台コース(一本橋)でまさかの脱輪。一発検定中止です。

試験が終わって望楼(試験官が見ているところ)に上がって行きます。
合格ならばここで合格を言い渡されます。
ダメなら次回受験に向けてのワンポイントアドバイスがもらえます。
この日は
「どうしちゃったのぉ。一本橋頑張り過ぎちゃった?それまでは
良かったににねぇ。」でした。
そうです。
講習会の模擬走行で一本橋のタイムが8.09秒だったので
あと2秒伸ばそうと頑張ってしまったのです。
しかも初めての試験でガチガチに緊張していた中での一本橋。
タイムを伸ばそうなんて。ほんと浅はかでした。
この日の一本橋脱輪が後の「一本橋アイドリング駆け抜け作戦」に
繋がるのでした。


試験で絶対にやってはいけない事は
 ・一本橋脱輪
 ・波状路でのエンスト&脱輪
 ・スラロームでのパイロン接触
 ・クランク&エス字コースでの足つき

です。
これらは減点では無く一発検定中止項目です。
特に一本橋は早い速さで通過しても減点にはなりますが
脱輪のように一発中止にはなりません。
これは試験官より試験前の説明でも言われます。


この日、大型二輪は10名が受験して全滅。合格者ゼロです。
即ち合格率は0%!
私としては5回くらいまでに受かればいいやという気持ちでした。
いよいよ合格までの長い道のりが始まりました。


一念発起!大型二輪免許一発試験、受験!⑦試験その2
に続きます。

大型二輪免許一発試験、受験!⑤安全運転講習

安全運転講習会とは


『一念発起!大型二輪免許、一発受験!②決心』で書きました
『二輪車安全運転講習』に参加しました。


車両は貸し出してくれる。大型はCB750がほとんど。
新しい車種(NC750?)も混ざっていた。普通2輪はCB400。


講習中は免許センターの中から出ていけないため、
昼食は受付時に500円の仕出し弁当を注文するか、
事前に購入していく。
ほとんどの方が弁当を申し込んでいた。


講習内容
午前と午後の2部制で、3種類の項目を3班に分かれて
ローテーションで講習内容を実施。

①オリエンテーション


②午前の部 (3班に分かれてローテーション)
 ・特別課題練習(4輪コースにて)
  試験の特別課題である、直線狭路台(一本橋)、スラローム、
  波状路、急制動の4科目を並べて設置し、連続して実施。
  科目ごとに教官がダメだった部分を具体的に
  アドバイスしてくれる。
  普通2輪は波状路は省略。
 ・試験コース解説(座学)
  試験のコース図を前にして、ウィンカーを付ける地点や
  注意点などを教えてくれる。
 ・試験コース走行
  実際の試験コースを教官を先頭に走る。
  特別課題(直線狭路台、スラローム、波状路、急制動)は
  横をゆっくり走るだけ。時間内に数回周り、コースを覚える。
  千葉県の2輪試験は小型、普通、大型とも2コースあるが、
  講習で走るのは1コースと呼ばれるコースです。


  3つの講習を1講習1時間程で受講する。
  ローテーションの間にそれぞれ10分ほど休憩が入る。
  その後1時間程、昼食休憩となる。


③午後の部 (2班に分かれてローテーション)
 午後は試験コースをひたすら走る。
 ・コース走行
  順番に教官に後ろについて頂き、終了後アドバイスをもらう。
  教官が付いていない間は1人で走る。
 ・試験コース解説
  試験コース図をもらい、コースを歩きながら
  午前中に行ったものより詳しい説明をしてくれます。
  もらったコース図には各自ウインカーを出すタイミングなどを
  記入しておくようにします。
  質問も受け付けてくれるので、疑問に思った事は聞けます。
 ・模擬コース走行
  2時間ほど(1つ1時間程)講習を受講後、
  1コースを模擬走行(特別課題も実施)
  それぞれの特別課題に教官が立ち、秒数、速度を
  計測してくれる。  
  ゼッケンの番号順に出走。
  模擬コース走行後、特別課題走行タイムが張り出される。
  試験の参考になります。


④オリエンテーション


以上が『二輪車安全運転講習』の内容です。
終了すると修了証明書がもらえます。
この修了証明書は『大型自動二輪事前審査合格票』と
同等の資格を有しており、これがあれば事前審査は不要(免除)と
なります。
しかし、試験予約には『大型自動二輪事前審査合格票』もしくは
この『二輪車安全運転講習(大型二輪)修了証明書』の
いずれかが必要となります。
『二輪車安全運転講習』を受ける前に試験予約をするためには、
事前審査を受け『大型自動二輪事前審査合格票』を
得てなければならないということなのです。



私の模擬走行時の特別課題の内容は
 ・直線狭路台(一本橋) 8.09秒
 ・波状路 4.28秒
 ・スラローム7.81秒
 ・急制動通過速度 39.3km/h
 (更に開始線前にブレーキ、即ち早がけ)
改めてみても最悪のもの。


試験時の特別課題(大型2輪)は
・直線狭路台(10秒以上)の通過
・スラローム(7秒以内)の通過
・指定速度(40km/h)からの急停止
・波状路コースの通過(5秒以上)

となっています。


今は何となく減点がわかっているので確認してみると
直線狭路台(一本橋)で2秒不足(1秒5点×2=10点減点)
波状路で1秒不足(1秒5点×1=5点減点)
スラローム1秒超過(1秒5点×1=5点減点)
急制動 速度不足0.7km/hで失敗、仮に速度が足りていても
早がけで失敗、ここで10点減点
以上特別課題で合計30点減点
これで法規走行で5点でも減点あったら持ち点70点以下となり終了。
この模擬試験の失敗内容が、後々の試験に影響を及ぼすとは
この時は思いもよりませんでした。


一念発起!大型二輪免許一発試験、受験!⑥試験その1
に続きます。

大型二輪免許一発試験、受験!④事前審査

最初に
『二輪安全運転講習』の受講申し込みの際に、
受付してくれた女性(講師)から教わった、免許取得までのおすすめは
下記の通りです。


事前審査受験
   ↓
事前審査合格後、その日のうちに実技試験を予約する
(二輪安全運転講習より後の日程で、できるだけ直近の日)
   ↓
二輪安全運転講習受講
   ↓
実技試験受験×合格まで


事前審査とは


正式な名称は『大型自動二輪事前審査』だそうです。
技能試験を受ける前にはこの『大型自動二輪事前審査』に
合格しなくてはなりません。
まぁ、試験を受けるにあたって大型二輪が
普通に動かせるか的なものです。
あまりにも昔でもう覚えていませんが、
教習所で中型二輪(普通二輪)でやった
8の字取り回しと引き起こしです。


千葉(幕張)の場合、一発試験と同じ月・水・金(祝休日除く)
午前9時までに受付を済ませれば誰でも無料で受けれます。


幕張の免許センターに着き、免許証を見せ事前審査の受付をする。

試験待合所で待機。
ここで初めて試験待ちの人というのを目の当たりにしました。


9時になると試験官から声をかけられ、試験コースの端にある
事前審査用のスペースに連れて行かれました。

そこにはVFR750がセンタースタンドで止まっていてました。
これを使っておこなうみたいです。
私の他に2人いましたので3名で実施です。
私は2番目でした。


8の字取り回し
これは上記画像の8の字の形をした白線の中をはみ出さずに
バイクを押してぐるぐる回るだけ。
何回切り返しをしてもいいから線からはみ出ないようにとの事。
はみ出さないように結構真剣にやりました。


引き起こし
バイクを一回倒してから、また引き起こす作業です。
私はもし普通の750のオートバイが倒れていて、
それを引き起こすとしたら出来ないのではないかと思います。
しかし審査車にはエンジンガードやらパイプやらが
多く付いています。
一般にはあまりそんなオートバイはありません。
ですから掴むところも多く意外に楽でした。
特に倒して引き起こしはエンジンガードがあり
半分くらいしか倒れないので楽勝でした。


以上で事前審査は終了。
その後受け付けをしたロビーの待合椅子のところで
合格票をもらい技能試験ついて説明をしてくれました。

※なめ猫免許のところには自分の免許が入ります。


一念発起!大型二輪免許一発試験、受験!⑤安全運転講習会
に続きます。